健康診断のことを知ろう
漠然と健康診断というものを職場から与えられてきたけど、
「健康診断に種類とかあるの・・・?」
それが、私が保健師として仕事をした時最初に思ったことでした。
職場を選んで、雇ってもらって、
当たり前のように受けてきた「健康診断」。
病棟看護師として10年働いたけど、
配属替えで一度健康診断を行う部署に、保健師として配属されたので、
健康診断を”提供”する側に初めて回ったんです。
私は期間限定の配属だったので、
保健師として必要な知識や業務内容を大急ぎで詰め込んでいきました。
結果、私は浅い知識で働いていて…
いずれ部署も変わるので、ものすごく興味があったわけでもありませんでした。
ただ、そのあと私は看護師を辞めた。
フリーランスとして、全く違うSNSアドバイザーを始めた。
そして、また”健康”の分野に戻ってきた。
健康経営エキスパートアドバイザーとして。
本当の意味での「ホワイト企業」健全な仕事の在り方を考えるために。
今、改めて、興味深々な状態で
身近な「健康診断」「人間ドック」を見つめなおしたいと思っています。
そして、それを、漠然と受けるより、
どうやって健康診断や人間ドックを活用したら、自分のためになるのかな?
そこを、考えて行きたいと思っています。
キーワード1 労働安全衛生法
内容:死因と健康診断の密接な関係
健康診断が何に支えられているのかといったら
「労働安全衛生法」
ここ。
私、実はちゃんとこういう仕事するまで
知らなかったんです。
健康診断が、すべての会社に「義務」づけられているということ。
パートさんは、「義務」の人と、そうじゃない人がいること。
「やりたくない」って言えば
通る物なのかと思ってたんですよ。
(雇われている人じゃなければ自由なんだけど)
雇われていたら、健康診断をやる・やらないの自由がないのは
なんでなんだろう??
死因と健診項目の関係
それは、日本全体で、どんな死に方が多いのか、
国は知ってるから、予防措置として決めたルールでした。
脳・心疾患で死ぬ人が多かったけど、
どこを予防すればそうならないのか…
さらに、「がん」も死因に多くなって、
「生活習慣病」っていう原因も見えてきた。
検査項目は追加・追加され…
そして今の健診項目が出来上がったんです。
最低限、この項目を調べていれば、
予兆に気付ける。
国が最低限行うように取り決めている項目ですが、
海外ではもっと項目は少ないです。
また、海外の健康診断についても別で書いてみますね。
つまり、結局、日本の死因ランキングを国はいつも調べていて
ランキング上位の病気に
「なってる」or「なりそう」
な人を、見つけ出すのが健康診断。
労働環境を良くするために法律で義務とされた
雇われている人たちは、
職場の環境を変えたいと思っても、
雇う側ほどは自由に環境を変えられないですよね。
だから、職場単位で調べることで、
職場の状況が数値として見えてくる…ってこともできちゃいますね。
日本の労働環境を良くするための法律が「労働安全衛生法」なので、この法律で健康診断についても明記されているようです。
実は、私が健康診断や人間ドックについて関わらせてもらう中で、
「健康診断」について大きく意識が変わったことがあります。
それは、
健康診断の項目の情報って、けっこう少ないんだなぁ…
ってこと。
雇われて、毎年定期的に受けていた時は、
そんなもんでしょ?
くらいの意識でしたけど…
いざ、人間ドックの所見なども見させてもらうと、
「健康診断」の検査結果の情報量の少なさに
ちょっと意識が変わりました。
そのことについて、次回書いてみようと思います。
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【私にできること】
□会社の衛生状況について相談したい
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看護師・保健師として10年の経験、
独立後はPR業務に関しての勉強もし、
チームビルディングやコーチングなども行いました。
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奥野 実羽心
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