SNSに何を書いたらいいのか分からない人が気を付けるべき3つのこと
毎日書くのがいいんだろうけど、そんなに毎日充実してない!
SNSの投稿、毎日書いた方がいいと言いますけど、書く内容って本当に迷いますよね。無理やり書こうとするほど、余計に思いつかなくなることも…
正直、宣伝ばかりの投稿もうっとおしい。やたら投稿頻度が多いとブロックしたり、フォロー外したくなったり。自慢ばっかりも好きじゃないという方も多いですね。
無理やり投稿すると、文章にもその気持ち、載ってしまいますから、
無理せず楽しめるように書いていくために気を付けることを3つご紹介します。
1・どんな人に伝えたいかをイメージする
面倒かもしれませんが、届けたい相手を明確にイメージしましょう。
言葉を届けたい相手が明確にイメージできていると、伝える言葉を考えていく上で比較的スムーズに進みます。
対象となるタイプは1つにしぼることはなく、2つ3つ考えていて問題はありません。
「今回はタイプAの人について書こう」
のように使い分けるとバリエーションが増えますね。
しかし、あまり多すぎると読み手は混乱するので、2~3個程度にとどめておきましょう。
名前、性別、年齢、家庭環境、仕事、対人関係、恋愛、実現したいこと、困っていることなど…
ここまでイメージできていると、この架空の相手がどんなことで困っていて、どのような言葉に響くかイメージができますね。もし自分では想像ができないという人は、ぜひ自分以外の誰かと話しながらで、紙に書きながら進めてみてください。思わぬイメージが掘り起こされていくと思います。
先日お客様のN様は、ご自身のサイト作成の際に対象となるお客様像を話してくださり、質問するとスラスラとイメージを語ることができていました。お子様3人のキャラクターや抱えている課題や、そこに対する想いや、今後どうしていきたくて、自分が提供するサービスによって、どのように変化していくかというところまで具体的でした。
このように詳細にイメージすることで、どのようなものを求めている人に届けたい言葉なのか、お客様目線で考えていくことができます。
2・ポジティブな心情を語る
ポジティブやネガティブがいい悪いという話ではなく、単純に読み手にとって心地いいのは自然体な表現です。ポジティブすぎてもネガティブすぎても、読み手としては少々複雑になることがあります。
以前、私に「すみません、何を書いていいのかわからないので、みわこさんの文章をそのまま真似して書いてもいいですか!?」と言ってきたお客様がいます。真似をして書くことがどうというより、完全に自分で考えることを放棄していたり、日常的に感じることがあまりないことが問題だったりします。
日々過ごしていて、何も感じず時間が過ぎていっている人に他者が魅力を感じるでしょうか?
些細なことでもいいので、何か感じたことを心に留めていく訓練をしていきましょう。
ネタ帳を作るのもありだと思います。
あなたが感じたエピソードは、あなたの人柄を如実に物語ります。
今日はお客様のやりとりで、
「寒いから分厚いソックス毎日履いとんじゃ。肌着やこ2枚重ねよ。ははは」
と教えてくださったけれど、
そんな寒がりなAさんが、寒い中お店に来てくれた。
そんなことにじんわりと心が温かくなった今日でした。
これで重要なのは、
イメージしやすいわかりやすいエピソードと、共感しやすい自然体でポジティブな感想です。
最初はなかなか見つからないかもしれませんが、繰り返すことでいろいろ書きたいことが見つかるようになりますよ。
真似したいと相談してこられたお客様は、今では素晴らしい投稿を沢山載せておられ、コメントやいいねがいつも沢山ついています。
3・恐れない!
あなたが書くことを苦手とする理由の中に「人からどう思われるのか心配」という事が含まれているかもしれません。
最初から上手くしようとしなくていいんです。
あなたらしささえ文章にあれば、むしろちょっとドジなエピソードなんかも親近感が湧いたりします。
ちょっと力んだ文章だったとしても、あなたが一生懸命なら、皆さん見守ってくれることでしょう。
あなたはあなたが良く見られるために発信するのではなくて、相手があなたを見つけやすくなるように書いてあげるんです。
「相手のため」という視点であることが、分かりますか?
相手にわかりやすいように文章を書き、
相手にわかりやすいように情報整理して書き、
相手が困っていることに役立ちそう!と理解してもらえるように伝えるんです。
自己主張することは恥ずかしいことだとか、面倒なことだと思わず、”自分の世界を広げるために”、”自分を見つけようとしている人に言葉が届くために”書くというイメージでトライしてみてください。
まとめ
文章に情報や考えをまとめるという作業は、面倒なようですが、自分自身がとても成長できる、得する作業でもあります。
それが「共感」を生むことで、SNSであなたの言葉はどんどん広がっていきます。
あなたの言葉に反応した見知らぬ人から「あなたを知りたい」「話を聞きたい」「相談したい」と言われるようになるんです。
何か伝えたいことがあるのなら、ぜひ楽しみながら共感してくれる仲間やファンを作っていってくださいね。